日本の桜～日本も素晴らしい～

ハワイ島からの余韻を残しつつも、日本の環境に又、適応している日々。

帰ってきて、思うことはみんな忙しそうだけど、満足感がなさそうに感じる。それは、今の生活をどう維持するか？先の不安を感じながら、今を納得させていることだ。

　ハワイ島に行く前から、大学院とは違った「自分の行く方向性について」学んでいる。そして、その結果から自分自身が明確になってきて、不安を感じなくなった。全く余裕というわけではないのだが、したいことはチャンスがあればする。そうすると、全く不満を感じなくなっているのだ。毎日が楽しい。特に、自身の方向性が決まると、自分以外の関わる人、ニーズのある人の方向性を引き出し、明確にするのが楽しくって、勉強会をしている。人には、強み、弱みを持っている。こんなこと、普段の生活をしていたら、何にも考えない。そして、書き出し、考えてもらい、気づいてもらう。最初は、みんなその質問にびっくりする。社会では必要ないというか、必要とされていないと言うのが正しいのだろう。書き出しの最初はなかなか書けない。その書けたところから、その人が何に引っ掛かり、自分の方向性を見失っているか？を紐解く。長い間深くいろいろ経験した中で、引き出しきれない人もあるが、その人に応じて、宿題も出す。忙しいのでほとんどの人がしてこないのだが、会った時に確認してその時やってもらう。それだけ、自分自身を知る、考えることができないくらい世の中のスピードが速いってことだ。だからこそ、スピードについていくことも必要だが、自分がどんな人間で、何のために生まれてきたか？方向性を明確にすることで、納得し、それぞれが自分の人生を歩み、自立していくのだろう。今は始まったばかりだけど、私のビジョン『関わる人の夢を引き出し、叶えていくこと』が現実に起こっていくことを創造して、世の中に貢献する。

　さて、なぜ桜なんだ？と疑問を感じる。

海外も見聞を広めるには、最高の場所と言えるが、筆者は日本人である。ハワイの大自然に圧倒され、自分自身が小さいことも気づいた。そして、逆らうのではく、共有していくということにも気が付ついた。バックグラウンドが大きくなると気持ちが大きくはなる。しかし、帰ってきて、日本は小さい。その中で、生活をしてきたんだ。いや、生活をしていくのだ。そんな気持ちの時に、ハワイに行く前から申し込みをしていた平安時代『紅しだれコンサート２０１５』に行く。仕事終わりで、車を飛ばし京都へ１時間。閉館前、３０分。何とか、入れる。日本は日本で素晴らしいものがある。こういう場所を毎年公開し、沢山の人を楽しませているのだ。きっとこの桜も最初は小さかったんだろう。しかし年数とともに大きくなり、手入れをしてもらい、この様な立派な世界を作り上げたんだと思うと、今の自分のおかれた立場とリンクしてくる。最初はどんな苗木かわからない！将来立派な大木になり、今見ているような桜になるかはわからないが、育てる、投資していく。投資とはお金ばかりではない。生き物は、心の部分を大切にしないと大きくはなれない。それもたくさんの人の力をたくさんもらったものは、大きくなる日本に居て何をするか？貢献するのか？果てしなく続く．．．